『金型は物を作り出す道具であります。その道具はつねによく切れるハサミと同じであるべきです。月産1,000万個NO検査実績は、私達の努力の実証です』
(創業者:鳥居 岩夫)
この言葉からは、当時は金型製造業であった弊社が“金型の品質”というものをどう捉えていたのかがわかります。私達のような製造業ですと、自社の技術のアピールとして高精度をうたいがちです。しかし、精度を何のために追求するのかを見失っていては、その精度がお客様にとって意味のあることかどうかはわかりません。先の創業者の言葉にあるように金型に求められる品質とは、その金型を使用する人が容易に良品を生産することができることです。そして、その状態が長く続くことです。
現在、伸幸ファインテクノはお客様の要望を受けて、金型の設計・製造だけでなく、自社製造の金型を用いたプラスチック製品の成形、その後の2次加工や組付けまでを一貫して請け負う業態へと変化しています。プラスチック製品の総合請負業として、どの様な価値をお客様に提供できるのかを私達は今一度考える必要があります。
そして、お客様に提供できる価値を最大化できる様、伸幸ファインテクノはプラスチック射出成形の全てを解明するために全力を尽くして参ります。
当社は、誠実な努力をする人々(従業員、取引先、得意先等)に真摯に向き合い、その考え方や価値観、能力を正しく認め、それを十分に行使する場を生み出すことで、確かな技術を追求し、その技術をもって社会の幸福を伸ばすことに努める。
● 愛知県額田郡幸田町出身 (1979年4月)
● 愛知県立岡崎高校卒業
● 名古屋大学工学部社会環境工学科社会資本工学専攻卒業
● 金型設計担当を経て代表取締役に就任